シミがついてしまった衣類は、そのまま洗濯してもなかなか綺麗にはなりません。シミは時間が経てば経つほど落ちにくくなるので、できるだけ早く処置をすることが大事です。
最近はドライマークの衣類でも洗える家庭用洗剤が出ていますが、だからといって、何でも家庭で処理できると考えるのは禁物。シミがついてしまったら、まずは何によるシミなのか、シミがついてしまった衣類の繊維は何かを確認しましょう。
方法を間違ってしまうと余計にひどくなることもありますから、正しい方法でシミ抜きを行ってください。
まずは何のシミかを見分けることが必要ですが、分らない場合にはシミに水を一滴たらしてみましょう。水がしみこめば水溶性のシミ、はじいた場合は油性のシミです。シミの種類にもよりますが、ついてすぐのシミであれば、家庭で洗える衣類のほとんどが自宅でのシミ抜きが可能です。
シミがついたら、外出先でもまずは応急処置を!水溶性の場合はシミを軽くしめらせ、乾いたハンカチなどにシミを移しとります。こすると繊維が傷んでしまうので要注意。色移りする衣類や、輪ジミができやすい衣類は濡らさないほうが無難です。
油性の場合は、水でぬらさず、ハンカチなどでシミをつまみとります。この際、シミを広げないようにするのがポイント。どちらも帰宅したら早めにシミ抜きをしましょう。ただし、お気に入りや高価な衣類、自宅で洗えない衣類は、脱色やスレなどのリスクがある為、自分で判断せずクリーニング店に依頼したほうが良さそうです。
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シミ抜きについて。夏から秋に変わるこの時期、衣類のお手入れ方法が気になりますよね。お気に入りの夏服をきれいに洗濯して収納したつもりが、翌年だしてみると黄バミでがっかりしたり。クリーニングに出さなくても、家庭でできるシミ抜きのコツや裏ワザをお教えします。
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